ほのぼの日記

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【生活】ストレス耐性を高めるライフスタイル(前編)

新型コロナで、家に閉じこもりがちになり、鬱っぽくなっている人が増えているようだ。自分も数年前に鬱っぽくなったことがあり、他人事でもない。


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そんな時にこのツイートを見つけた。もう4年も前のことだ。この方の医者としての実績は知らないし、そもそも本当に医者であるかもわからないが、何となくこのツイートにはピンとくるものがあった。

周りでメンタルをやられた人は仕事で寝る時間やら起きる時間が不規則で、ストレスが高く、運動なども殆どせず、酒量が多い。では全く逆の「ルールやパターンを徹底的に遵守した生活」を送ることにしたら、うつ病を予防できるのではないだろうか。最初はうまくいかなかったが試行錯誤し、ようやく概ね完成させることができた。

結果としてどうなったか?

1年ほど悩まされた逆流性食道炎は完璧に治り、曜日や天気によって気分が変わる事もなくなり、仕事における生産性も大きく向上し、評価が良くなった。英語の勉強も前より時間を確保できるようになった。

「ルールとパターンを遵守する生活」は、労働環境や家庭環境等の状況によっては、誰にでもできるわけではないが、徹底できれば莫大なメリットを得られるため、一つの例として紹介したい。

なぜ「ルールとパターンを遵守する生活」が必要なのか

皆さんにも、やる事がいっぱいあるのに、うまく時間が使えず、ついついゴロゴロしながらネットをしてしまったり、起きる時間や寝る時間が安定しないので、朝起きるのが辛かったり、夜なかなか眠れなくてイライラした事はないだろうか。

実はそれだけなら、それほど弊害はないのかもしれない。問題は貴方が「怠惰な完璧主義者」であった場合に、時間をうまく使えなかった事そのものにイライラしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうことにある。時間をうまく使う事はとても難しい。そこで、時間の使い方をあらかじめ決めてしまい、そのルール通りに行動することで、すべての行動を習慣化し自己嫌悪に陥る事を防ぐことができる

実際の例

僕は平日は以下の行動パターンで生活している。月から金まで同じ行動パターンである。厳密には平日のうちの1日の夜の時間は自由時間にしている。コロナでめっきり減ったが、夜に飲みに行くこともあるからだ。

僕の平日のパターンはこうだ。

6:00 起床

6:30-7:30 散歩+ted シャドーイング

7:30-8:00 朝食*朝の用意

8:00-18:00 仕事

18:00-18:30 子供とアニメ見る+twitter

18:30-19:00 夕食

19:00-20:00英語ニュース見る+スピーキング練習

20:00-21:00 エアロバイク+ted

21:00-22:00 風呂、寝る準備

22:00-0:00 自由時間

基本的に時計とにらめっこしながら、このパターンが守れるようにしている。もちろん寝坊したり、だらけてしまったりで守れないこともあるが、仕事や英語の時間などやらないといけないことは記録をとって後で振り返るようにしていて、うまくいかない場合にはパターンを変えてしまう。このパターンも今はある程度確立しているが、100回以上の修正を加えた結果である。実際仕事が18時に終わらない事は、平均すると月に2回もないかもしれない。なぜこんなことをしているのか?理由は3つある。

3つのメリット

一つは、このやり方で習慣化がしやすくなることだ。仕事はやらないと怒られるから仕方なくやる人がほとんどだと思うが、運動や英語の勉強など「やった方が明らかにいいが、やらなくても誰も怒らないもの」を継続してやるのはとても難しい。僕も英語の勉強は決して好きではないが、今では決めた時間になったら勝手に身体が動くようになっている。習慣化しているからだ。気が向いたときにやる、では一生気が向くときは来ない。

2つは、リソースの節約だ。時間をどう使うかを決めるのはものすごくリソースを食うし、うまくいかなかった時のストレスも高い。「宿題やんなきゃな、やんなきゃ」と思いながら、時間はどんどん経過していくというケースでは、実はその時間はリラックスもできていないし、かといって宿題が進むわけでもないし、言ってしまえばそれは無駄な時間なのだ。

有名な話ではあるが、人間は選択することにストレスを感じる。スティーブ・ジョブスが着る服を毎日きめて、リソース浪費を防いでいるという有名な話があり、僕も曜日ごとに使うベルトは全部決めているなど、実際似たようなことはやっているのだが、そんなことより、一番しんどいのは「時間の使い方」を選択することである。洋服を決めるのなんて1分もかからないが、時間の使い方は、予め決めていないのであれば、起きている間は常に気にしなくてはならないタスクである。これは明らかなリソースの浪費となる。

3つ目は時間の使い方に対する後悔を防ぐことだ。生活の過程では、仕事でとれるはずの案件をとれなかったり、英語のテストがうまくいかなかったり、ミーティングで恥をかくなど失敗をすることは日常茶飯事だ。そんな時には「もっと頑張っておけばよかった、、」と考えることが通常だと思う。

だが、仮に決めたスケジュールどおりに、行動できていたとしたらどうか?

やり方の面を反省することはあっても、「もっと頑張っておけばよかった」という方向での後悔はしないはずだ。なぜなら自分で決めたとおりに頑張ったのだから、これ以上、少なくともかける時間の面ではやれることはなかったと割り切ることができる。結果はどうしても運に左右されるので、スケジュールを守ることで、自分はやれることはやったんだという自信と肯定感を得ることができる。

ここまで書いてきて、こう思われる方は多いだろう。

「OK、グッドアイデアだと思う。スケジュールを守れさえすればね。。あなたはとても勤勉な人なんだろうけど、普通の人はこんなことはできない」

とんでもない。僕はとても怠惰な人間で、とにかく朝に起きることができなくて、比較的時間に緩い会社だったというのもあるが、朝に遅刻しないで会社にいけるようになったのは入社して10年がたったころだ。英語の勉強も2013年から始めているが最初の4年間は、本当に気が向いたときにしかできず、toeicの点数もほとんど上がらなかった

実際ここまでスケジュールどおりに行動できているのは、コロナ下で完全リモートワークができていることが大きいが、実際のところスケジュールを守るコツはある。ただ長くなったので、そのコツについては次回にしたいと思います。